海外駐在員夫より英会話ができる妻

「海外駐在員妻が
英語が話せない」

という話を
よく耳にします。

参考記事:

「駐在妻がいつまでも英語ができない理由」

先週お話した女性は
ロンドンで4~5年ほど
駐在妻をされていた方でした。

1年ほど前に
帰国されたんですが

この方は

「海外駐在員妻が
英語が話せない」

とは
真逆のケース
です。

某大手企業に勤務の

いわゆる
エリート夫の
海外赴任に伴って

ロンドンに
在住されていたんですが

そんな彼女の方が

ロンドン駐在員の
エリート夫より

英語で
会話ができていた

ということだったんです。

「夫はそれこそ
テキストで習うような
英語を

きれいに(完璧に)
話そうとして

かえって
お店の人が
「?」

という反応をしていた」

とのこと。

彼女は
自営業をしている

とても
バイタリティーあふれる女性
です。

企業の社員への
海外赴任の辞令なんて
なもの。

彼女は
それに備えて

日本で英語の勉強を
していたわけではなく

(それどころか
当時はまだ
結婚していなかった)

ロンドンに
住み始めてから

リアルに
必要に応じて

がんばって
英語を使い続けた

だけです。

そして
ロンドンで出産もし
家政婦も自分で雇い

ご近所さんと
言葉を交わし

行きつけのカフェで
店員さんと
言葉を交わし

ロンドンを拠点に
周辺の国々を
家族と一緒に旅行して
楽しんだ。

英語を
学ぶものではなく

自分が生活をするため
生活を楽しむために

使った
ということです。

それが
いつの間にか
駐在夫よりも

英語で
会話ができるようになった

ということなんです。


これこそが
英語が話せるように
なる人のパターンです。

英語を
勉強し続けるのではなく

英語を
どんどん
使っていくのです。

多くの駐在妻や

英語を勉強しているのに
なかなか話せるようにならない
という人は

いつまでも
英語の勉強ばかりして

(いつの間にか
勉強することが
目的にすり替わっている)

実際に使わない
からです。

コレだけです。

能力の問題では
ない。

ある程度できるように
なってから・・・

ではない。

英語は
走りながら
(使いながら)

上達させていくのです。

彼女との
英語談義の締めの言葉↓

「極端な話
英語は単語を並べて
話すだけなんですよね。」

ちょっと
補足すると

単語を1語1語
並べるのではなく

小さなまとまりの
単位で並べていく

ということです↓

I / had a good time / with you / today, / thank you.

「私は / 楽しいときを過ごしました /
あなたと / 今日は / ありがとう」