自分に自信のない人ほど
それを補おうと
武装するもの。
ところが
武装すればするほど
かたくなになって
柔軟性がなくなり
いざとなると
ポキっと折れる。
こうやって
言語化すると
「そうだよね」
と思いますよね。
ところが
わかっているのに
「武装する」ことばかり
やってしまう人
多いんですよね。
ロンドン在住歴
２０年以上になる
知人から
以前に聞いた話。
彼女の英語は
日常生活で不自由はなく
現地の
英語ネイティブの友人も
それなりにいて
相談ごとを受けたりもする。
そんな
彼女ですが
現地の人たちからすると
彼女の英語は
「外国人枠」
として受け入れられていると
彼女自身が
認識しているとのこと。
閑静な住宅街に住む彼女。
ご近所で開催される
ホームパーティーで
ときどき同席する
完璧なクイーンズ・イングリッシュを話す
少しシャイで若いイギリス人女性から
ある時
「あなたとちょっと話がしたい」
と声をかけられた。
そこで打ち明けられた話
というのが・・・
いまでは閑静な
ちょっと高級な住宅街に住む
そのシャイで若いイギリス人女性
その彼女が実は
ロンドン下町の出身で
彼女の完璧な
クイーンズ・イングリッシュは
彼女の生まれを隠すために
必死に身に付けた
「鎧」だった
っていうことだった。
なぜこんな話を
日本人である
私の知人にしたのか。
知人曰く
「「外国人」相手だからこそ
気負うことなく
言いやすかったんじゃないかな。」
「本当のことを
吐き出したかったんじゃないかな。」
イギリスは
超「階級社会」
それを嫌って
海外に移住する人も多い。
等身大ではない
「鎧」をまとい続けるのって
苦しいし疲れるんですよね。
みんな本当は
等身大のそのままの自分で
生きたいものなんじゃないかな。
メディアや教育など
いろんなところで
私たちは
いつの間にか刷り込まれて
無意識に
モデルケースを追わされて
みんな
必要以上に
武装しようとしていないかな？
それって
自信がない自分を
よく見せようとする
偽りの行為。
それをすると
セルフイメージが
低くなるばかりで
型にはめることばかりに
エネルギーを消耗して
どんどん
自分を素直に自由に
表現できなくなるんですよね。
まずは
必要以上にモデルケースを
追ってしまう
その思考に気づいて
武装することを
やめていくことですね。
英語に関して言うなら
英語の発音は
相手に伝わればいいし
相手の言っていることが
わかればいい。
私たちは
そもそも外国人
なんだから。
メディアなどで
吹聴されていることを
鵜呑みにせず
今後は自分で
嗅ぎ分けられるように
なるといいですね。
（英語にかかわらず）
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