英語「頭が切り替わっていない」のが原因

こんにちは。水橋睦子です。

みんな
日本語のままで
英語を話そうとするから

英語が出てこない(汗)
んですよね。

まだ日本語のまま
だからです

いたって
シンプル!

そして
英語圏に住んでいるのでも
なければ

ましてや
日本に住んでいる状態で

あえて
英語を話そうとするので
あれば

意図して
「チェンジ」すること
コレ大事です。

つまり
平たくいえば

英語を話そうとする前に

頭を
日本語→英語
に切り替えること

コレが欠かせない
ということです。

私も
普段日本語で生活している
そんな状態で

いきなり
英語で話そうとしても

思考、筋肉が
ついていけず

最初は
しどろもどろ
もつれる感じです。

知り合いの
海外在住の人に
よく聞く話なんですが

日本に一時帰国していて
海外の空港に戻った時に

いきなり英語が
うまく出てこない(汗)

ということが
よくあるとのこと。

やっぱり
切り替えの
ウォームアップが必要
なんですよね。

みんな
普段誰かの

「流暢に
英語を駆使しているところ」

ばかり見て
思い込んでいるところがある
と思いますが

その姿ばかりでは
ないということです。

視野を広げて
ものごとを観察する

俯瞰力
大事ですね。

(みんな視野が狭くて
勝手に思い込んでいること
多すぎる!)

さて
医学者で解剖学者の
養老 孟司先生のYouTubeで

日本語→英語への
切り替えについて

ちょっと
面白いエピソードを
語っていました↓

【養老孟司×刑部真弘】英語しゃべれますか?
ドイツ行の飛行機に乗った際の思い出を養老先生がお話します。

「まさにその通り!」
というところを
以下にシェアさせていただきます。

*****

「(大学院の授業を
英語でと言われて)

英語で考えると
ちょっと変わってくる。

思考パターンが
変わってくる。

自分の授業じゃないような
気がしている。」


(それほど
日本語と英語では
思考パターンが違うということですね。)

「英語、語学は
思考のベースになっている。

(ラテン語で書いたら)
違う論文ができる。」

「欧米語と日本語は
非常に違う。

イギリス人教授が
日本の大学の
長い教授会の後で

ロンドンからかかってきた電話で
英語でやりとりしていて

そのうちに
腹が立ってきて
ケンカした。

電話切ってから
「ハッと気が付いた」

(日本語で考えた)

英語だと
日本語で言わないことを言う
それでケンカになる。

「日本語だと温厚だけど

国際会議にいくと
(英語だと)
なんかすごく怖い人みたいで

ちょっと性格が
変わるかもしれない。

そこは
思考パターンが変わるということで」

「感じ方も変わってくる」

「外資系飛行機に乗った時
頭が切り替わる。

つまり英語しゃべる。

日本人大学生が
機内でオーケストラ演奏
してくれたことがあって

その演奏が
聞こえてきた瞬間に
アッと思った。

「この人たち日本語で
演奏しているよなあ」

例えモーツアルトでも
日本語とドイツ語とでは
演奏が変わる。

それをこっちが
どう聞くかなんですけど1つは。

だけど
頭切り替えて英語にしてんのに
日本語の音楽が聞こえてきた。

日本人がやっているから。

彼らは
切り替えていなかったんじゃない?

あるいは
切り替えるアレもない。」

「英語でしゃべるときは
切り替える。
身構える。
5分くらい」

「変身、チェンジの時間を
ちょっと取らないと
切り替わらない時がある」

*****

「切り替える」
意識して
やっていますか?

英語のテキストを
黙々とやって
自習しているだけでは

英語の知識は
取り入れても

それは
「日本語」枠の中のまま
です。

日本人大学生が
機内で演奏した
モーツアルトが

「この人たち日本語で
演奏しているよなあ」

となったように。

日本語をベースに
英単語をなんか言っているだけ
となる。

だから
伝わらない。

普段から
日本語→英語に
思考もろとも

切り替える練習をする。

そうすれば
英語というシチュエーションに応じて
意図して

日本語→英語に
切り替えができるようになって

次第に
英語も出てくるようになる。

切り替えられるように
なるためには

リアルで
外国人と英語で会話する
というシチュエーションに
身を置いて

実践練習する。

コレに尽きます。